駅弁

駅で買う弁当
列車の窓を開けて買う弁当は
望むべきもなくなった

今はホームか駅内の売店から


若いころは
出歩く商売をしていたので
良く列車に乗った

そして駅弁のお世話にもなった
今ではほとんど忘れてしまっているが
幾つか思い出せるものもある

函館のいかめし
横川の釜めし
高崎はだるま弁当
京都サバの押しずし
富山はマスの押しずし


最初の駅弁
握り飯に沢庵を付け
竹の皮で包んだものだったという


最近は列車に乗ることもなく
駅弁もご無沙汰

最近はデパートなどの物産展
あるいは常設の売店でも人気があるそう
個人的には
物産展の駅弁では風情がない

駅弁そのものには興味がない

たまに買ってきてもらうのは
横浜の崎陽軒のシウマイ弁当
これは特別である
別に豪華なおかずが入っているわけでもない
特に気に入っているものは
筍のサイコロ切りを煮付けたもの
他では味わえない
かなりの量が入っている
ご飯の上には小梅の塩漬け
色付きでないのもいい
IMG_7603.JPG
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非常に手ごろでリーズナブルなものだった
出張の時にはホームでお茶と新聞を買って
列車に乗り込んだ
昔から人気のあった弁当で
現在でも一番の販売量を誇る


赤いチャイナ服の売り子さんが
ホームを歩き回って
箱を担いで車窓から売っていたのだが
列車の窓の開閉が出来なくなって
姿を消してしまった

売店の売り子さんは
当時とよく似た服装をしている


最近のシウマイ弁当
中身は変わらず昔の儘
包装も同じ
変わったのは
箱、昔は経木だったが
今は底板と蓋が経木

ご飯の水分の吸収に相違が出るらしい

包装紙はいまだにゴムなどは使わず
紙ひもを十文字にかけて結わえている
これは横浜産で東京では
少しスタイルが違う

ただ模様は少しづつ変化
竜の玉に映る影
ベイブリッジが出来たり
ランドマークができるごとに
そのシェルエットが追加されている

この弁当シュウマイ弁当ではなく
シウマイ弁当が正式名
IMG_7604.JPG

どこの駅弁も
歴史の或るものほど
容器も中身も変わっていないのだろう

入れ物に特徴があるものは
記憶に残っている

高崎のだるま弁当は
最初はだるまの形の焼き物だったが
顔と背中に分かれる
平たいものに変わった
横川の釜めしは
峠の釜めしとしてP.A.で
釜はもって帰れば家庭でも使うことができた

いかめしは
連絡船で早朝の函館につくと
列車乗り場の方に売店があった
ここで手に入れて
列車に乗ってから戴いたものだった
無くなると聞いたような気もするが
どうなっているのだろうか

富山の押しずしは木の樽で
桟を渡し
蓋は輪ゴムで止めてあった
クマザサの葉がかぶせてあり
他の弁当より
少々値が張ったように覚えている
上手いのと珍しいので
これは土産としても買ったものだった

パリで
ホームに売店を作って
弁当を売り出したというニュースを
見たことがあるが
今はどうなっているのだろう

台湾でも
シウマイ弁当は売り出されたらしい
















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この記事へのコメント

みの
2020年10月20日 23:37
シウマイ弁当
我が家族は、昭和45年ごろ横浜に父の転勤で上京してきてから
初めて対面しました
昔の奴は、たしか陶器製のヒョウタンみたなのにコルク栓だったか?
そんな醤油入れだったのが可愛らしく覚えています
家で喰うのは、まぁ~それなりに!だったような感じで
冷えたシウマイはイマイチだったような印象が初見でしたが
これが不思議な事に、旅行時に横浜駅で購入してから伊豆の方まで
行楽に行ったと時なんざ、この冷えた飯と、冷えたシウマイが車中で旨いんですよね~w しかし冷えご飯と,冷え固くなったシウマイをガッツキ喰ううと、喉を詰まらせそうになるので、お茶の待機が必須でした
白頭翁
2020年10月21日 01:28
みのさん
この弁当理解していただいている方が居られて、うれしい感じです。
この弁当の暖かいものは食べた記憶がありません。多分冷め切っていないものは食べていたのでしょうが。
出張は横浜駅から後には新横浜からが多くなりましたが、弁当はこれ一筋でした。ご飯は小分けができやすくなっており、最近でも冷たいまま食べていますが、特に不満はありません。同じ崎陽軒から最近では各種の弁当が出ていますが、食べてみる気も起らず、駅で買って来る弁当といえばもっぱらこれに決めています。
ひょうたん型のソースの入れ物は”ひょうちゃん”という名前でした。シュウマイの方に入っています。有名な画家のデザインで、胴の絵に色々変化がありこれを集めている方もおられるようです。
弁当にお茶は付き物みたいで、薄いプラスチック様で急須のような口がついた容器で、中には袋入りのお茶の葉が入っていて、蓋が茶碗になっていましたね。吊手は針金でしたね。